「やっさ節を英語で唄いたい!」

2018/09/23

やっさ節を英語で歌うとどうなるの?

 

やっさ節をいろんな言語で歌うことができたら、もっとたくさんの人たちがやっさ祭を楽しめる!もっとユニークな祭になる!そんな思いから今回のラボが生まれました。

ラボの内容は、まずはやっさ節について学び、その唄の意味を日本語でしっかり解釈し、そして英語に訳して歌ってみよう!というものです。

 

今回はゲストとして、三原二之丸会から山崎愛一郎さんをお招きしました。

会場には山崎さんが持って来てくださった、三味線や提灯なども並び、やっさ節もバックに流れながらほっこりとした雰囲気でラボがスタートしました。

 

 

【ゲスト:三原二之丸会 山崎愛一郎さん】

※三原二之丸会は、広島県三原市で “城下町三原” を軸とした振興を通して文化意識を高め、次世代に継承することを目的とした城下町文化保存団体です。

 

 

 

「これが昔のやっさのスタイルです」と青色のやっさの衣装で登場した山崎さん。

 

やっさ節について、「やっさ」の掛け声がいつからはじまったのか?のお話から始まりました。

 

「やっさ」って三原城が出来た時の掛け声だと思ってたけど、違うそうです。

その時は、築城の時に息を合わせるのに使っていた音頭を掛け声にして踊って祝ってたのではないかというお話でびっくりしました。

そして、「やっさ」の掛け声は幕末の時代に九州からの船乗りたちの「南風や節(はいや節)」が三原で広まって「やっさ」の掛け声が生まれたのではないのかというのを、昔のやっさ節を記録したCDや、山口県の民謡のCDを流して解説してくれました。

 

それと、やっさ踊りは元々、誰でも楽しく踊れる自由奔放で、間の取り方や、拍の取り方も町内や団体でユニークだったそうです。

それが、大阪万博に出場したり、やっさ節を歌手に歌っていただいたりなど、"披露する"ことにより統一されていったそうです。

 

更に面白かったのが、やっさのリズムって外国の方にとても親しみやすいものだそうです。

日本の歌には表打ちが多いのに対して、やっさ節は裏打ちで、マーチと同じ(ウッタ、ウッタ)の感覚です。

もし、外国人に英語で伝えるならば、三原ストリートダンスって言えるかもしれないって、面白いですね!

 

 45分という短い時間にも関わらず、山崎さんの引き込まれるようなトークで、面白く且つ詳しく知ることができました。
まだまだ聞きたい気持ちでしたが、ここらからは3チームに分かれ、実際にやっさ節の唄について考えていきます。

まずは、各チーム1つずつ好きな歌を選び、その歌詞の意味を考えました。

 やっさ節の唄は、なんと現在88番まであり、全て番ごとに独立しています。そのためどこを歌ってもいいそうです。
88番までの歌の中には、三原の風景や名物、やっさの様子や、男女の色恋など、様々な歌詞があり、読んでいるだけでも面白いです。

ある程度時間がだったところで、各チームごとにその歌詞をどう解釈したのか発表しました。

 1つの歌詞と向き合うことで、当時の三原の様子を思い浮かべることや、作者の感情に浸ることができました。

いよいよ!ここから今日のメインテーマである英語訳。今解釈した歌詞をチームで力を合わせ英語訳し発表しました。

 直訳してしまうと、込められていたはずの空気感や気持ちが現せない!そんな難しさを感じながらも工夫して英訳していき、各チームオリジナリティ溢れるものになりました。

最後に3チームの中から一番音頭と合いそうな英語訳を選び、参加者全員で歌いました。CDに合わせて山崎さんの三味線やミハラボメンバー大立さんの太鼓も加わり、賑やかなやっさ節でした。

拍や間の取り方に合わせて、英文を区切ることに苦戦しましたが、山崎さんの調整によって1つ1つしっくりくるものになっていき、最後にはしっかり歌えるほどになり、予想以上の完成度に参加者全員驚きでした。

 

 【結果】

実は、やっさ節を英語訳する取り組みは昔に一度行われていたそうです。しかし、その音源は残っておらず聴くことができませんでした。
今回のラボで、88番の内の1つでしたが、歌詞を英訳し、みんなで歌い、形にすることができました。
同時に大きな手応えを感じることができたラボでした。続けていくことによって、1つ大きなラボとして完成するのではないかとワクワクします!

 

 

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